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2016年3月19日

「精霊の守り人のナゾを解け!食わず嫌いのための大河ファンタジー入門」養老孟司さんのファンタジー解説などドラマのみどころ満載

2016年3月14日「『精霊の守り人』のナゾを解け!~食わず嫌いのための大河ファンタジー入門~」がNHK総合で放送されました。

大河ファンタジーとは?

ますだおかだとバルサ幼少期を演じる子役の横溝菜帆ちゃんが探偵に扮して、「精霊の守り人」制作の裏側を紹介してくれました。



ファンタジーの魅力ってなに?
解剖学者の養老孟司さんは原作ファン。
ファンタジーの一番いいところはその世界に没入できること。
大きな嘘で壮大な世界が描ける。
はじめから絵空事ですよという前提で、上手に話した方が心に響く。
ファンタジーは人生そのもの。友情や愛情などを体験できる。
と、ファンタジーはどうやって楽しめばよいのか?、ファンタジーの魅力を解説してくれました。



精霊の守り人の最強アクションのヒミツ
精霊の守り人のアクション指導は辻井啓司(つじい けいじ)さん
三池崇史監督の映画「十三人の刺客」など、多数の映画やテレビドラマ作品のスタントコーディネートを行う。
辻井さんによると、「天然キャラクターの綾瀬はるかをどう最強の用心棒にするのか。それが一番大変だった」とのこと。

稽古場でのメイキング映像では、「バルサ」役の綾瀬はるかさんと「ジン」役の松田悟志さんが一緒に練習している様子が見られました。

「短槍」は原作の世界オリジナルの武器。主人公バルサが短槍で戦います。
短槍の戦い方は、日本の槍の戦い方に中国など様々な国の武術を取り入れて型がつくられました。
日本の槍は180センチぐらいですが、短槍はそれよりも穂先の長さ分ほど短い。
一番のポイントは短いので、日本刀のような素早く小回りのきく立ち回りが可能!


美人女優が老婆に?人物デザインの秘密
原作からイメージ

衣装デザインを担当する柘植伊佐夫(つげ いさお)さんは、もともとはヘアメイクアーティスト。大河ドラマ「平清盛」では衣装や小物、登場人物のトータルなデザインを手がけました。
「精霊の守り人」では、架空の世界に暮らす人々のビジュアルに挑戦。

原作から想像を膨らませて全く新しいものにしなければならない
原作にもいっぱい国が出てくるので、中国とか少数民族チベットネパールインド方面ペルシャ方向の資料を集めて、各部署のスタッフ全員で「ここはこうなんじゃないか」と文化的なところから詰めていいった

最終的にコレだ!みたいなデザインが決まるときは何かあるんですか?という(ものまねタレント福田彩乃さんが柘植さんにインタビューした)質問に
「締め切りですね!」 (なんかすごい分かります!)

バルサの衣装は布を重ね着している感じ。特に、腰に巻いている布はアクションシーンでスカートのように広がってよかったと綾瀬さんも言っていたそう。
バルサのベストは革を編み込むのに1カ月もかかりました。バルサの原始的な強さと野性味を表現。
短槍のカバーをモフモフの毛のカバーにすることだけは、柘植さんのこだわり!(笑)
「バルサは大変な旅をしているから、槍カバーぐらいはやわらかいものにしたい」とのこと。

宮廷の衣装は様式美を追及し、藤原竜也(ふじわら たつや)さん演じる帝の衣装は水のイメージ、平幹二朗(ひら みきじろう)さん演じる聖導師の細かな花柄模様は宇宙の星をイメージと、各キャラクターが象徴する役割をイメージしやすいデザインになっています。

一番苦労したのは高島礼子さん演じる呪術師「トロガイ」のメイクで、最初は5時間かかりました。
現在50歳の高島さんは、(役相応に高齢ではない自分が)演じるのに不安があったが、腰の高さまである茂みを衣装を着て走り抜けたり、水につかった重い衣装で立ち上がって動かなきゃいけないので、相当体力が必要だったため、自分で良かったとのこと。

原作者 上橋菜穂子さん語る
原作は2014年国際アンデルセン賞を受賞しています。これは文学のノーベル賞とも言われる賞で、詩人のまどみちおさん以来、日本人では二人目の快挙。

バルサの少女期を演じる清原果耶(きよはら かや)さんが原作者上橋菜穂子さんの書斎を訪れ、人物像に迫りました。
書斎の天井まである書架に、はしごをかけて軽快にのぼる上橋さん(笑)書斎には700冊ぐらいの書籍があり、全蔵書の4分の一だとか。
上橋菜穂子さんは文化人類学者として、オーストラリアのアボリジニを研究されていました。

現在、原作はアメリカ、フランスなど様々な国で海外翻訳版が出版されています。
ハリーポッターシリーズを出版した、ニューヨークにあるScholastic社でも、英語版
「Moribito: Guardian of the Spirit」が出版されました。 

出版責任者のアーサー・レヴィンさんの話は以下の通り。
「(「Moribito」は)アメリカで読まれているファンタジーとは違う独特の世界観をもち、
マジック、アクション、ミステリーという
ファンタジーに欠かせない要素が満載で素晴らしい」

さて、画面は上橋邸に戻り、清原果耶さんが「なぜ主人公が用心棒の女性なのか?」という、気になっていた質問を上橋さんに投げかけました。
上橋さんによると、「いきなり頭に浮かんでくる」。
「バスからおばちゃんが男の子の手を引いて逃げてくる映像から、女の人が男の子を守って旅する映像が書きたい」と思ったそう。
なんと「子連れ狼」も作品イメージに一役買っているそうです。

物心ついた時から物語中毒だった上橋さんは、物語をつむぐ人になるという夢をかなえ、「精霊の守り人」シリーズを生み出しました。
逆に、清原さんが「こどもの頃の夢はかなっている?」と上橋さんから質問され、
「今かなえるために奮闘中です!」とキラキラした目で答えていました。

最期に、バルサ幼少期を演じる子役の横溝菜帆ちゃんが、バルサの養父で短槍の達人「ジグロ」役吉川 晃司(きっかわ こうじ)さんとの槍の稽古のシーンで、受け身が大変だったと可愛らしく感想を話していました。

いよいよドラマが放送開始の「精霊の守り人」!
本当に楽しみです♪





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