>>新刊発売!マンションは学区で選びなさい

「公立小移民」ということばはこの本を読んで初めて知りました。
我が家も近年、子どもの成長に合わせて家の住み替えをしています。
もし「公立小移民」を知っていたら、住まい探しのエリアは通勤圏の中でもかなり絞られ、物件を探しやすくなったと思います。
何か一つでも「譲れないポイント」を決めないと、物件選びは全然決まりません。
これは、物件探しを一度でもやったことがある人なら誰でも実感します。
私も実際ありましたが、数えきれないほどの選択肢を取捨選択して、ようやく決めて契約しても、住みはじめて数カ月ですぐ隣に家が建ってしまい日当たりや環境が悪くなってしまうことも(泣)。
親ばかりが焦って、周りが受験をするからと中学受験を目指し子どもに無理を強いたばかりに、子どもが不登校にでもなってしまったら本末転倒です。
我が家の場合はたまたま運よく「文教地区」と呼ばれる地域に良い物件を見つけることができました。
本書に掲載されている平均世帯年収1位の公立小学校の学区ではありません。。。それでも、住みやすい今の環境を家族全員気に入っています。
落ち着いた住環境や学校・病院・図書館等の生活インフラが整っていることなど、子どものいる家庭で日々の暮しがよりよいものになるようにと考えると、住みやすい地域は「文教地区」とその隣接した地域が住み替え候補に挙がりやすくなってくるんじゃないでしょうか?
小学校、中学、高校、大学と受験のタイミングは多様化しつつ、少子化と言えども(だからこそ?)名門校は相変わらずの人気で狭き門。
受験は親子共通の試練であることには変わりありません。
親心としては、子どものためにできるかぎりより良い教育環境を整えてやりたい。
そんな気持ちの表れが人気学区マンション物件の資産性の高さを支えているのでしょう。
子どもが小さいうちは自宅を購入する場合も「終の棲家」と考えず、子どもの成長や家族の在り方の変化に合わせて住み替えをするライフスタイルは徐々に浸透しつつある様子が、周りの家族を見回すとチラホラ見受けられます。
子どもの成長と一緒に自宅の資産価値も成長していったらお得ですよね。なかなかそううまくはいきませんが(笑)
ご参考までに、本書には、自宅で資産形成をする7つの法則が書かれています。
- 【法則1】買うのに適したタイミングがある
- 【法則2】単価の高いエリアは底堅い
- 【法則3】駅からのアクセスはいいに限る
- 【法則4】大規模マンションは得をする
- 【法則5】タワーはランドマーク性に価値がある
- 【法則6】面積は小さいほど損をする
- 【法則7】適正価格以下で買う
各法則については本書にも解説がありますが、同著「マンションは10年で買い替えなさい」にも詳しく紹介されているそうですし、著者沖有人氏運営のマンション情報サイト「住まいサーフィン」には上記の7つの法則を適用した物件概要情報が掲載されています。気になる方は以下のサイトで詳細をご確認ください。
>>新築、中古マンションの価格妥当性がわかる【住まいサーフィン】
